CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
twitter
facebook
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
ARCHIVES
OTHERS
 
『つくば市民大学』運営の一翼を担う市民組織「ウニベルシタスつくば」の公式blogです。
<< インドネシア第2の都市「スラバヤ」の魅力を知ろう・第26回市民の眼からみた海外の国ぐに | main | シラフの飲み会「〈わたし-たち〉として生きるためのダイアログ・バー」 >>
話しあい、つながりあって確認する「みんなで防災」

こんにちは。スタッフ・とこりです。

うんざりするくらい蒸し暑かったり、ぐずぐずと雨続きだったり、なんだかはっきりしないお天気が続きましたが、ここへきてようやく秋めいてきましたね。

さて、すっかり遅くなってしまいましたが、9月24日に開催された「みんなで防災@つくば」 のレポートをお届けします。

 

今回のテーマは「常総発!我が家と地域の防災計画」
記憶に新しい常総水害の経験と教訓をいかしつつ、我が家・地域の備えをどうするかについて、みんなで考えました。

まずは、地域復興をめざす「たすけあいセンターJUNTOS」 の横田さん、橋本町自治会長の古谷さんによる話題提供から。

 

 

 

自らも被災者である横田さんが、水害発災から刻一刻と変わる状況を克明に記録した写真を見ながら「その時」のための、よりベターな選択について考えました。

当然のことですが、発災時の行政機関は混乱の極地。
初動の取り組みが遅れると、なにかと批判の対象になりがちな行政ですが、行政職員もまた被災者。
任せきり・頼りきりではなく、市民の側でも「もしも」のときのための意識の向上が必要であると強調されていました。


その後のワークでは、災害時持ち物リストから優先順位をつけてみて、我が家の備えについて確認しました。

 

 

なかでも私が「なるほど!」と思ったのは「スマホの連絡帳をプリントアウトしたもの」という項目。

スマホは、ラジオにもなり、カメラにもなり、懐中電灯にもなり、連絡ツールにもなる万能選手ですが、電源が確保できなければただの板。
うっかりすると家族の連絡先さえわからない、ということになりがちです。
いざという時のために災害時連絡リストをつくってプリントアウトし、こまめに見直すことが大切ですね。

連絡先に限らず、なにかのときに、何を持ち出し、誰に連絡をし、どのように避難するか、ということは常に家族・地域で確認しておかなきゃ、と思いました。

「そのときどうする?」を話し合うことが、家族や地域のコミュニケーションを円滑にすることにもつながりますしね。

 

ランチタイムは非常食デモンストレーション。

 

 

災害時の食事といえば、おにぎりやパンなど、そっけないものばかりですが、避難生活が長引くと、もう少しぬくもりのあるほっとするような物が欲しくなります。
そこで、スパム缶と卵を使ったスパニッシュオムレツと、生地をビニール袋で湯煎するだけでできる蒸しケーキという、ちょっとおしゃれで、おいしい非常食をつくってもらいました。

 

こちらがスパニッシュオムレツ

 

鍋で煮えているのは湯煎でつくるケーキ

 

見た目も楽しく、味もグッド。
特にキッシュはすごくおいしくて、災害時に限らず、普段の献立にも取り入れてみたい一品でした。
災害時だけではなく、アウトドアイベントなどでも応用できますね。

 

レシピはこちらです。
缶のまま☆スパニッシュオムレツ

 

ポリ袋でできるHM☆パイン缶の簡単ケーキ


その後、横田さんが常備している防災グッズや、JUNTOSがプロデュースした最強の防災リュックを紹介してもらいました。
リュックの中身は災害時の教訓を活かして「ほんとうに必要なもの」を絞り込み、実際に使ってみて選びぬいたグッズの数々。

 

 

ホームセンターやネットで適当に選ぶのではなく、こういうナマの声を取り入れたリュックは信頼できますね。
我が家に一つ置いておかなきゃ。
防災リュックの詳細についてはこちら

 

最後は、取手市のNPO法人「活きる」の宮脇さんが

「障がい者のための災害マニュアル」を紹介してくださいました。

 


情報伝達の遅れ、避難の遅れ、コミュニケーション不全…。
災害弱者になりがちな障がい者とその介助をする人たちのためにつくられた詳細なマニュアルです。
私にも、視覚や聴覚に障害を持つ友人がいます。「もし彼らと一緒の時に災害が起こったら?」をシミュレーションするのにとてもいい資料になりました。


いつどこでなにが起こるかわからない災害。
そのことを考えると不安で恐ろしいけれど、様々な立場の人たちが定期的に集まって知恵を持ち寄りる場をつくっていくことが、信頼と安心につながります。

ピリピリと深刻になるばかりではなく、非常食試食会など、ちょっぴり遊びの要素も取り入れて楽しく話し合った「みんなで防災」。
しゃきっと気が引き締まり、いろいろな人たちとのつながりを共有できて、美味しいランチも食べられた、有意義な一日でした。

| 講座レポート | 17:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









http://blog.universitas-tsukuba.org/trackback/1408306