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『つくば市民大学』運営の一翼を担う市民組織「ウニベルシタスつくば」の公式blogです。
春の陽射しをたくさん浴びて、にぎやかに伴走♪
こんにちは。とこりです。

絶好のラン日和の3月23日、つくば市民大学「一緒に走ろう!伴走練習会」が開催されました。
今回は、東京・代々木公園で活動する伴走サークル・バンバンクラブのメンバーとの合同練習会となりました。
総勢12名。
春の陽射しをいっぱい浴びて、洞峰公園をにぎやかにラン。
私は18km走りましたよ。
盲導犬としてデビューして2週間という「ベム」くんもいっしょに、記念撮影!

 

中央公園では、「つくば公園でお弁当」のメンバーとも合流しました。



色鮮やかなビブスを着けて走っていた私たちは、とても目立っていたと思います。
練習会終了後、ツイッターで、「今日は、みんなで、伴走ランニングを楽しみました」とつぶやいたら、
つくば在住のランナーの方が
「ビブスをつけて走っていた、みなさんを、みかけました。とても、楽しそうでしたね」と
返事をくれましたよ。
こうやって、少しずつ「伴走」というスタイルで、ランニングを楽しむ人が増えてくれるといいな、と思います。


伴走練習会、次回は4月13日です。
葉桜ランになるのかな? みなさまのご参加、お待ちしております♪
| 伴走講座 | 17:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「伴走」で脚力も肺活量もアップ!
2月23日、「みんなで走ろう!伴走練習会」が開催されました。
ちょうどこの日は、東京マラソンやその他のランイベントが目白押しの日で、
参加者は市民大学スタッフ・とこりを含めB(ブラインド)組1名、G(ガイド)組1名の計3名と、
こぢんまりした練習会になりました。

少人数ではありましたが、その分、密度は濃かったです。
久しぶりにお天気に恵まれた週末、洞峰公園から筑波大学まで約20kmのロングランを楽しみました。
常陽リビングを見て参加してくださったG(ガイド)組男性は、伴走初体験。
とこりのビブスを借りて初めてロープを握りましたが、とてもスムーズな伴走でナイスラン!でした。



一緒に走りながら、お互いのラン歴、出場したレースの話、仕事の話、家族の話など、ずっと3人でおしゃべり。
笑いっぱなしでした。
しかし、お二人とも、かなりの走力の持ち主、ランニングをしながらおしゃべりしていても息が乱れることはありません。すごいなあ。
伴走で走ると、互いの脚力もアップしますが、「おしゃべりラン」で肺活量もアップしますよ!

洞峰公園を何周かしたあと、ペデストリアンデッキを通って、筑波大学グラウンドまで足を延ばしました。
「ここがつくばマラソンのゴール・スタート地点なんですよ」
「スタート時刻にはトイレに長蛇の列ができていて…」
「ゴール間近になってからの折り返しがキツイんですよねえ」
「去年のゲストランナーの石原良純を抜きましたよ!」
などと、つくばマラソンの話題でひとしきり盛り上がりました。

筑波大学から洞峰公園に戻る道すがら、私たちが身につけている「伴走」のビブスはやはり目立つのでしょう、
日曜日で賑わっているペデストリアンデッキの人々の目を引きました。



このビブスを見て、「伴走って何だろう」「やってみたいな」と思ってくれる人が増えるといいな。

公園に戻り、熱いお茶とクリームパンでほっとひといき。
たっぷり走って、たっぷりおしゃべりして、お互いを知ることができて、充実のランでした。



「一緒に走ろう!伴走練習会」、次回は3月2日(日)開催です。
伴走」に興味がある人(B組・G組)
バリアフリーに興味がある人
とにかく走ることが好きな人
「ともに」楽しむことが好きな人ならどなたでも!

ご参加、お待ちしております!

詳細はこちらをご覧ください。
| 伴走講座 | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「二人で走れば、二倍楽しい!」 伴走講座、最終回!
10月19日、連続講座「二人で走れば、二倍楽しい はじめよう!伴走!」講座の第4回めが開催されました。

ランニング人口の多いつくばの街に、伴走の輪を広げよう!という目的で6月に始まったこの講座、今回が最終回です。

第1回「伴走ってなんだろう?…私が走り始めたワケ」では、B組・G組双方の立場から「伴走」に関わるようになったきっかけをテーマに対話をし、「伴走」に対するそれぞれの思いを共有しました。
その時の様子はこちら

第2回「B(ブラインド)組のことを知ろう」では、B組さんたちの経験談や生活の工夫を聞くことで、B組にとって暮らしやすい環境、よりよいサポートのあり方を考えました。
その時の様子はこちら

第3回めは、いよいよ「初めての伴走」。市内の公園で実際にロープで手をつなぎ合って走り、伴走を初体験しました。
その時の様子はこちら

そして、最終回の今回は、「二人で走れば、二倍楽しい!」を実感してもらうために、いつもより開催時刻を早めに設定し、洞峰公園でのランニングを思いっきり楽しみました!


快速ランナーの藪太郎さん&ツダさん。速い!


伴走サークル「バンバンクラブ」から参加のアップルさん&にゃおさんペア。
なんと4回皆出席です。ありがとう!


差し入れのりんごや、ケーキ、アンパンなどで充実のエイド。みんなほっとひといき。


エイドスタッフとして助っ人に来てくれたヨウコさん。写真撮影にエイド対応に、荷物番、そしてトリムマラソンの計測などで大活躍。

最後は「トリムマラソン」というプチイベントを開催。スピードには関係なく、申告タイムと実測タイムの差が小さいほうが勝ちという、ユニークなレースです。
それぞれのペアの息のあったペース管理が求められます。

トリムマラソンで爆走中!

優勝は、このペアでした。申告タイムと実測タイムの差はなんと1秒!ミラクル!


2時間ほどランニングを楽しんだ後、芝生の上に車座になって、みんなで今日の感想を共有します。


■これまで、ランニング経験はまったくなかったが、走ることへの興味はずっとあった。この伴走講座を知り、走る機会がもてて嬉しい。76才と高齢だが、来年のかすみがうらでは5kmのレースをぜひ完走したい。(B組)

■前回もB組さんと一緒に伴走をしたが、今回違う人とペアを組んでみると、全然ちがった感覚だった。伴走は一回しただけだとわからないな、と思った。(G組)

■B組さんの脚力に驚かされた。もっと鍛えて、しっかりついていきたい。(G組)

■今日は伴走だけではなく、伴歩のB組さんと歩いたが、伴歩というのもなかなか奥深いとおもった。走るだけではなく、伴歩で身体を動かしてみたいと思っているB組さんは多いと思う。伴走技術だけではなく、伴歩の技術に対しても、このような場で情報交換していきたい。(G組)

■この講座で伴走の世界に触れ、その奥深さを知った。機会があれば、またぜひみなさんと一緒に走りたい。(G組)

■伴走に興味をもつ人がこんなに集まってくれて嬉しい。一人でも多くの伴走者が出てきて欲しい。(B組)

■走るだけではなく、一緒におしゃべりしながら歩いて、汗をかいて、美味しいものを食べて、「あ〜、楽しかった!」と感じられる伴歩が大好きです。これからもこのペースで楽しみたい。(G組)

■伴走は、一回だけでは意味がない。続けてこそ。G組は一人でも走れるが、B組は一人では走れない。G組がトレーニングしたいのと同じようにB組も時間があれば、たくさん走りたいはず。なによりも一人で走るよりは、二人で走ったほうが断然楽しいので、ぜひ伴走を続けて欲しい。(G組)

そして、最後はこの講座の開催にむけて、最大限に尽力してくださったリンリンさんの挨拶。



つくばの街で伴走の輪を広げたいということで始めた講座だが、こうやって多くの人に参加してもらい、少しはその目的に近づけたのではないか。
また、走るだけではなく、伴走について共に「対話」する場があったことで、いままでになく伴走について考えることができ、意義深かった。
こうやってみんなが集まって、一緒に走るのは、大切なご縁。
「機会があれば伴走したい」と言うが、「機会」はありません(笑)
機会は自分で引き寄せるもの。G組もB組も、自ら機会を求めて、行動して、一緒に走る仲間を増やしてほしい。

――
「はじめよう!伴走!」講座は、6月〜10月までの4回で、のべ73名の方に参加したいただき、伴走について語り、いっしょに走ってきました。
この講座の案内サイトには、このような文を載せました。

「ともに走る、ともに生きる、仲間になる。一緒に走ることでなにが見えてくるのか、体験してみましょう!」

みなさん、なにかが見えてきたでしょうか?
伴走講座は、今回だけではなく、これからも形を変えて続けていきたいと思います。続けてこそ、ですものね。
さあ、いっしょに走りましょう!



| 伴走講座 | 17:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
初秋の洞峰公園で、「はじめての伴走」
9月21日、連続講座「二人で走れば二倍楽しい!はじめよう、伴走」講座3回めが開催されました。
今回からは、いよいよ、実際にロープで手をつなぎ合って走る「伴走」の実践です。

まずは、市民大学に集合、自己紹介のあと、ベテランの伴走ランナーに
はじめての伴走への注意点をレクチャーしてもらいます。

レクチャー

レクチャー2

走力・年齢・身長などを考慮し、マッチングをしたあと、ロープで手をつなぎ合って
いざ、洞峰公園へ!

いざ洞峰公園

この日のつくばは、申し分のない素晴らしい秋晴れ!
爽やかな初秋の風に吹かれながら、初めての伴走に挑戦です。
最初はおっかなびっくりだった伴走初体験のG組さんでしたが、
走歴35年!のベテランB組さんに、しっかりと伴走のイロハを教えてもらい、
すぐにコツをつかみました。

初めての伴走

まだ走ることに慣れていないペアはウォークで公園を周回します。

初めての伴走2

日中はまだ気温が高かったので、臨時エイド(給水所)を設営しました。
スポーツドリンク、お茶、オレンジジュースなどの飲み物の他に、
エイドスタッフの気配りで、茨城名物納豆せんべいも!これが大好評でした。

エイド

おしゃべりしながら、楽しくラン。「二人で走れば、二倍楽しい」ですね。

初めての伴走3


希望者には、アイマスクランを体験してもらいました。
視力がない中で走っているB組さんにとって必要な気配り・情報はどういうものか、考えるきっかけにします。

アイマスクラン

気持よく汗をかいたら、芝生広場に車座になって、「伴走してみて、されてみて」の感想を共有しました。

チェックアウト

以下、参加者の感想です。========================================

「B組ランナーの方たちがこんなに走力があるとは思わなかった。負けないように体力づくりをして、しっかりついていきたい」(G組)

「いつも一人で黙々とトレーニングしていると、走力アップにばかり気を取られて、いつのまにか『走るって楽しい』ということを忘れてしまっていた。今日、伴走を体験してみて、『走ることはこんなに楽しいことなんだ』と改めて気がついた」(G組)

「コツを掴むまでちょっと時間がかかったが、『二人三脚』の要領でコツを掴んでからは
足がきちんと揃って楽しく走ることができた」(G組)

「地元つくばのランナーが伴走に興味を持ってくれてうれしい。伴走は奥が深いが、とても楽しい。ぜひとも、長く続けて欲しい」(G組)

「目の見えないランナーは、小股に走る傾向が強いので、これから伴走を始めるG組さんはなるべく小股に走るように心がけてもらいたい」(B組)

「おしゃべりしながら走るのは、楽しいということもあるが、ずっとあなたの様子を注意してみていますよ、目をそらしていないですよ、というサインにもなる。隣で黙って走っていると『ちゃんと見ていてくれてるのかな』と心配になったりする。ぜひ緊密にコミュニケーションをとりながら、安全に、楽しく走って欲しい」(B組)

「B組といっても、先天性失明の人と中途失明の人とでは、だいぶ状況が違う。相手の様子をよく見ながら、それぞれの個性にあった走り方を探して欲しい」(B組)

「伴走ロープを握っていると、相手の気持ちや体調が透けて見えるような気がする。伴走は心です」(B組)

========================================

実は、今回の講座は、G組さんの数に対し、B組さんの数が足りず、講座の成立が難しいかも?
と心配していたのですが、
代々木で活動している伴走サークル「バンバンクラブ」のメンバーのご協力のおかげで、
マッチングが可能になり、講座を成立させることができました。
東京からはるばるつくばまで来ていただいたB組のメンバーのみなさま、そのご厚意に、感謝・感動です!
伴走初体験のつくばランナーのみなさんも、いろいろなタイプの伴走者と走ることができて、充実のひとときでした。

ランのあとは、近くの焼肉屋で懇親会ランチ。
汗を流したあとのビールと焼肉は格別でした!

次回、10月19日は、いよいよ最終回です。
最後ですので、さらにイベント要素を盛り込んで、
スピードではなく、自己申告したタイムにどれだけ近いかを競う
「どうほう公園トリムマラソン」を開催する予定です。


伴走は、その時・その場所だけの「イベント」ではなく、気長に地道に続けてこそ、
ほんとうの楽しさ、奥深さに気づくものだと思います。
B組・G組が「ともに」「楽しく」走ることができるように、
もっともっと伴走の機会を作っていこうと思います。
みなさま、お気軽にご参加くださいね。いっしょに伴走の輪を広げましょう!

集合写真
| 伴走講座 | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
みんなで「ともに」楽しむ「くふう」を重ねよう!
みなさん、こんにちは。とこりです。

6月から4回シリーズで始まった、「2人で走れば、二倍楽しい! はじめよう!伴走!」講座。

7月20日(土)、第2回目が開催されました。
参加者は15名で、うちB(ブラインド)組が5名、G(ガイド)組が10名でした。

当日様子を、G組の参加者のひとり、リンリンさんが詳細なレポートにまとめてくださいましたので、
以下に引用させていただきます
 
【7月21日 伴走サークル「バンバンクラブ」メーリングリストへの投稿より】
(転載許可済み)

リンリンです。
昨日、とこりさんが主宰している「つくば市民大学・はじめよう伴走講座・2回目」に参加しました。

今回は地元つくばから伴走に興味のあるランナー(G組)3人が新たに参加し、
バンバンB組から薮太郎・マスニー・アップル・テディが参加し、
普段練習会等では聞けない話題を3時間たっぷり語り合いました。

今回のテーマは「B組のことを知ろう!」、内容は「身の回りの工夫」「メール関連」「G組のサポート」等でした。
私は伴走を通じて10年以上B組の人たちとお付き合いしてきましたが、「目からうろこ」の話題がたくさんありました。
B組さん同士も、中途失明の方が薮太郎のベテランの裏ワザを聞いて「参考になった」と言っていたのが印象的でした。

まず、「身の回り(料理、掃除、外出、移動など)の工夫」では、
B組の薮太郎・マスニー・アップル・テディーの話を聞き、参加者からたくさんの質問が出て、熱く語り合いました。

テディの料理(揚げ物の際に火柱が上った)経験談や、薮太郎・マスニーから料理のワザが紹介されました。
最近の家電は同じスイッチを押すと次々機能の設定が変わるようになっているので
何番目と覚えておけば良さそうですが、スイッチの音が同じなのでどこが始まりが分からないとか、
テディーのマンションのエレベーターは今何階にいるか音声案内がないのでエレベーターを利用できず階段を使っているとか、
交差点の信号の音響は昼間しか鳴らない(騒音防止のため)ので夜間は道路を渡れない、等々、不満の声がたくさんありました。

移動に関しては、電車に乗る際、最近は駅員の案内がずいぶん親切になったが希望の時間の電車に乗せてもらえないとの不満もありました。
電車は左側通行であると知っていると電車がホームに進入してくる方向が分かるので安全であるとか、
上り電車のアナウンスは女性の声、下りは男性の声、
自動券売機のテンキーアスタリスクを押すと音声案内が流れる等、
B組でも知らない人がいる話題も出て、B組同士がうなづきあっている姿が印象的でした。

次いで、「メール関連」の話題では「メル友バンザイ B組&G組のためのメールスキル」と題して、
G組が送ったメールをプロジェクターで投映するとともに自動読み上げ機能で聞いて、
G組はどんなふうにメールを打つべきか話し合いました。


メールの文章を、プロジェクタで映写しながら、ケータイの音声読上げ機能を使い、どのように読まれるのか、実験。


ITに強い、アップルさんにプレゼンしてもらいました。

見た目の体裁のため行間を「===」等の記号を並べて区切っていると、「イコール イコール イコール」と延々と聞かされるのを体験したり、
機種の違う携帯から送られた絵文字は「〓」と表示され「ゲタマーク」と聞かされる等々、
思わず笑ってしまうようなB組にとって迷惑な話を知ることができました。
また、ホームページの閲覧の際、マウスを使わずTABキーと矢印キーで目的の記事にたどり着くためには
大変な労力が必要であるとの訴えがあり、メールにリンクをつける場合は本当に必要かどうか吟味する必要があることを学びました。

最後に、「G組のサポート」について「ありがたかったこと。ぶっちゃけ、迷惑だったこと。ビミョーだったこと。」をB組から話していただきました。
ガイドが白杖をつかんではいけない等の基本的な話題のほか、B組を見かけて「お手伝いできることはありませんか」と声をかけてくれると嬉しい、
「結構です」と断られてもメゲずに声をかけてほしいとG組への励ましがありました。
このテーマは時間がなくなり、本音の「ぶっちゃけ」を十分に聞くことができませんでした。
実は、とこりさんは別の話題も用意していたのですが、参加者の活発な意見に時間がとられ、2〜3個の話題を割愛したそうです。

このような話し合いは、B組・G組の相互理解のためだけでなく、B組同士の情報交換という意味でも、意義のあるものだと思いました。

【引用おわり】


リンリンさんのレポートにもありましたとおり、B組・G組が、一同に介して長い付き合いの中でも、なかなか聞くことの出来なかった「ホンネ」の部分や、日常生活上のナマの声を聞くことができ、大変充実した時間を持つことができました。

講座の最後に、参加者の方々から一言ずつ感想を話していただき、

■B組の方々が、毎日、様々な工夫を重ねながら生活していることがわかって、びっくりした。
みなさんの「生」の声を、今後のよりよいサポートに活かしていきたい。

■この講座のタイトル「B組のことを知ろう!」だが、私達の立場を「知ろう」と思ってくれる気持ちが嬉しい。
「知る」ことと「理解する」ことは、違うが、それでも最初は「知る」ことからだと思う。

■よりよいサポートのためには、サポートする側でなく、サポートされる側に選択権があるということを忘れずにいたい。

■ケータイやパソコンの活用や、電子機器のバリアフリー化など、B組やBD組さんをサポートするための道具やしくみはどんどん増えてきているが、どんな道具でもしくみでも
最後は「人」なんだなと思った。
お互いをわかり合おうとする姿勢が大切。

■自分以外のB組の方々の様々な工夫を聞いて、自分の生活にも活かせそうだと思った。
貴重な情報交換の場になって大変よかった。

などの声が聞かれました。



個人的な話をさせていただきますが、
私は伴走に関わるようになるまで、視覚障がいやその他の障がいを持つ人と知り合う機会がほとんどなく、障がい者を支援する活動をしている人たちのことも、よく知りませんでした。

障がいを持つ人々のことは「気の毒だなあ」と思い、「障がい者のためにいろいろ活動していて、えらいなあ、すごいなあ」という程度の認識。
障がい者も、障がい者を支援する人たちも、自分とは違う世界の人々、と隔絶して考えていたのです。

しかし、ランニングという趣味を通して、伴走を始めて、ブラインドの方々と知り合ってみると、いわゆる「障がい者」「健常者」というくくりではなく、いっしょに楽しい時をすごす「なかま」だと思うようになりました。
「気の毒な人たち」を「助ける」のではなく、同じ時をすごす「なかま」として、どうしたら一緒に楽しく安全に過ごせるのか「工夫する」というふうに、意識が変わっていったのです。

B組・G組が、互いにロープで手をつなぎ合って走ることも、一緒にレースに出ることも、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりすることも、みんなの工夫を少しずつ重ねていけば、B組・G組というくくりに関係なく、みんながより楽しく、安全に、快適に、暮らしていけるようになるはずですよね。

これからも、伴走やランニングを通して、みんなで一緒に楽しめる工夫を重ねていきましょう!

次回は9月21日(土)です。
もう、暑さも一段落しているはず。
いよいよ、伴走の実習に入ります。みんなで、初秋のつくばの街を走りますよ〜。
みなさまのご参加をお待ちしております。
| 伴走講座 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「二人で走れば、二倍楽しい! はじめよう!伴走! 第1回」
茨城県は、つくばマラソン・かすみがうらマラソン・勝田マラソンと全国規模の巨大マラソン大会が3つも開催される関東でも有数の「マラソンレース先進県」。
ランナーの数も多く、つくば市センター地区は自転車・歩行者優先道路ペデストリアンデッキが整備され、ランナーにとっては非常に良好な環境が整備されています。
ストレス解消のため、メタボ対策のため、レース出場のため、毎日たくさんのランナーが走っています。

視覚障害のある方にもランニングを楽しむ人が多くいます。
一人ではトレーニングできない彼らのために、短いロープで互いの手を結び、二人三脚の要領で、一緒に息を合わせて走るのが「伴走」です。
ブラインドランナー(B組)が安全に走ることができるよう、ガイド(G組)が「目」の代わりとなって道案内をしながら伴(とも)に走ります。

この講座は、自分の地元でもあるつくばの街で広げ、たくさんの伴走仲間をつくりたいという思いで企画したものです。
全4回の連続講座を通じて、以下の2つを実現できればと思っています。

(1)伴走を通して、なにが見えてくるのか体験しよう!
(2)B組・G組、お互いをよく知り、ともに楽しもう!

【第1回の概要】

8日(土)に、第1回を開催しました。参加者は19名で、うちB組が6名、G組が13名でした。
東京・代々木公園に拠点を置く伴走サークル「バンバンクラブ」のメンバー13名の他、webを見て参加した障害者スポーツインストラクター、つくば市内のランナー、77歳の好奇心旺盛なB組男性など、伴走初心者の方も数名いらっしゃいました。

【第1回の流れ】

(1)チェックイン
円形に並べられたイスに座り、その場にいる全員が、今の気持ちをひとことずつ話す「チェックイン」からスタート。


伴走未経験の参加者からは、
「伴走は難しそう、私にもできるだろうか」
「普段なかなか交流の機会のないB組の方々と、ともに学んでいく場に期待している」
などの声が聞かれました。
また、伴走経験者からは、
「伴走の楽しさをみんなに知ってほしい」
「改めて『伴走とは何か』を学んでみたい」
などの声が聞かれました。

(2)話題提供&対話
伴走に関わっているB組・G組さんからの話題提供です。

■「そもそも伴走ってなに?」
まずは、ベテランの伴走ランナーであり、この講座の企画者のお一人でもあるリンリンさんが、全国の視覚障害者の数、その中でランニングをしている人の数、伴走者の数などの数字をもとに、伴走というスタイルの誕生から、現在の伴走のひろがりについてお話いただきました。

■「私が走りはじめたワケ・1」
ベテランランナーであるB組・G組さんのペアによる話題提供です。

藪太郎さんからは、盲学校時代のエピソードから、伴走というスタイルで初めてレースを走ったという歴史的な経験、日頃の練習方法、伴走を通して感じた絆やよろこび、ランナーとしての飽くなきチャレンジ精神を、ユーモアを交えながら話していただきました。

リンリンさんからは、一人で黙々と走る市民ランナーから、伴走者として走るようになるまでの経緯、伴走を通してできた仲間たちとの交流、現在どのような気持ちで伴走を続けているのか、などを話していただきました。

■「私が走りはじめたワケ・2」
比較的伴走歴の浅いB組・G組さんのペアによる話題提供です。

中途失明者であるテディさんからは、視力を失い、落ち込み引きこもりがちだった時に知った伴走で、気持ちが明るく前向きになれたこと、コスプレをして走った初レース、家族のあたたかいサポート、走力にとらわれず、のんびりゆっくりと走る喜び、一緒に走る伴走者との交流について語っていただきました。

走歴がそのまま伴走歴でもあるというひろりんさんは、伴走者として、そして友人として「ともに」走るよろこびを語っていただきました。走っているあいだじゅう止まることのない楽しい「女子トーク」。2人で走ることで、いつも以上のチカラが出て、知らず知らずに自己最長記録を更新したことなど。B組さんに教えてあげたくて、花や木の名前を覚えて、自然を感じながら走っているという言葉がとても印象的でした。

■「伴走とのさまざまな関わり方」
けいくん&リンリンさんによる話題提供です。

視覚障害者だけではなく、盲ろう者・知的障害者との伴走での、さまざまなコミュニケーションの取り方。
「走る」だけではなく、ときにはともに歩いたり、一緒に自転車に乗ったり、さまざまなスタイルで「ともに」楽しむ方法。
「障害から開放されて、一人で自由に走っているような気がした」というB組さんの言葉が、理想の伴走スタイルだという、けいくんの言葉がとても印象的でした。

そして、「伴走 イコール ボランティア」と捉えられることへの小さな違和感について言及があり、「はたして、伴走はボランティアなのだろうか?」という問題提起となりました。

■「ファンドレイジングで誰かのために走る」
ファンドレイジングとは、非営利団体への、寄付を集める行為のことです。国内外のファンドレイジングに、造詣の深い、江崎礼子さん(茨城NPOセンター・コモンズ)から、日本における寄付文化の、歴史や広がりについて話していただきました。

それまで寄付というと、慈善や福祉、といった、上から目線の行為のように捉えられていたのが、東日本大震災をきっかけに、意識が変わってきたこと。
だれでも、気軽に、寄付をしたり、寄付を募ったりという環境が整えられつつある、とこのことです。ファンドレイジングの一環として開催された、有森裕子さん主催のランイベントが例としてあげられました。

参加者からは、
「楽しみながら走ることで寄付ができるのはいいね」
「チャリティ・イベントって、簡単に開催できるんだ」
「自分たちでも、なにか企画したいね」
などの声があがりました。

また、江崎さんからは、ボランティアとは、自分が感じている楽しみや喜びを共有することであり、決して上から目線の、特別なものではない。伴走を通して、走る喜びを共有することは、とても自然なボランティアではないでしょうか? という言葉もありました。

(3)チェックアウト
最後は、全員が今日一日の感想をひとことずつ話す、チェックアウトです。
「いつもの呑み会ではなかなか聞けない、つっこんだ話ができて、とてもよかった」
「ベテランの伴走ランナーの話は、とても参考になった」
「いつも、なにかをしてもらう立場だったが、盲ろう者とのコミュニケーションなど、自分でも、なにかできることがあるのではないかと感じた」
「伴走は難しい、と思っていたのだが、皆さんがとてもいきいきと話しているのを聞いて、楽しそう、やってみたい、と強く思った」
「楽しく走るのもいいけれど、B組さんが、さらに快適に安全に走れるように、スキルアップをはかっていきたい」
「高齢なので、ランニングはもう無理ではないかと思っていたが、皆さんの話を聞いて、伴走でランニングに挑戦することができるのではないかと思った。ぜひバンバンクラブにも参加したい」
「走ることを通し、つながり、絆、というものを強く感じた」
などの声が聞かれました。

【まとめ】
話題提供者の方々のご協力のおかげで、たいへん充実した、なおかつ楽しいお話を、聞くことができました。

話題提供者や、参加者からの言葉、その一つひとつが、伴走に対する深い思いを反映していて、とても心に響きました。
また、「ボランティア」という言葉がもつ多義性についても、実に、多くのことを、考えさせられました。

ちなみに、手話で「ボランティア」を表現すると、こんなかたちになるのだそうです。



ふたりでともに走る「伴走」と同じように見えますね!



「お互いの違いを知り、共生できる社会の可能性を探っていく講座を通じて、多様性に満ちた豊かな社会を考える」という、つくば市民大学の理念に、ぴったりあった時間だったのではないかと、思っております。
ご参加くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。

次回以降の講座でも、さらにお互いを知り、交流を深め、楽しみを共有しあえることができれば、と思っております。

次回は7月20日(土)、テーマは「B組のことを知ろう!」です。

みなさまのご参加をお待ちしております。


とこり
| 伴走講座 | 14:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |