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『つくば市民大学』運営の一翼を担う市民組織「ウニベルシタスつくば」の公式blogです。
「近くて遠い国」北朝鮮ってどんなところ?

12日に開催された「私の見た北朝鮮」講座、20名の方にお越しいただき、大変盛況でした。

最初に、「北朝鮮ってどんなイメージですか?」
を会場に問いかけました。
「国土が荒廃しているイメージ」
「圧政に国民が苦しめられているイメージ」
「疑問だらけ」
など、「謎に包まれた、なんとなくネガティブなイメージの国」という意見が多く出ました。

 

 

それから、話題提供者の一人、姜佐知子さんが、在日三世としての立場から「北朝鮮」への思いを語っていただきました。私たちにとっては「韓国」「北朝鮮」という2つの国、という認識だったのですが、彼女にとっては
どちらももとは一つの国。「祖国の一部」なのだそうです。
しかし、現在は、日本には、北朝鮮・韓国それぞれに民族団体があり、反目しあっています。
「(姜さんのメモより)北と南でいがみあっている現実や、そこにある分断の悲劇、それは朝鮮半島だけではなく、日本の在日コリアンの社会にも深く影響を及ぼしている」のです。
北の人が語る北朝鮮、南の人が語る北朝鮮、日本人が語る北朝鮮、どれもそれぞれある一面を捉えてはいるのでしょうが、情報は一方通行です。
様々なフィルターのかかった情報ではなく、自分の眼で見て、感じて見たい!との思いから、南北コリアと日本のともだち展の活動を介して、訪朝したとのこと。

 

その際、姜さんが撮影した記録映像は、のどかに流れる大同江で、ゆったりと釣り糸を垂れる釣り人たちや、街路樹の木陰で将棋を指す人たち、託児所では、オルガンを弾いて歌や踊りを教える保育士さんや、無邪気に遊ぶ子どもたちの笑顔が見られ、「あ、やっぱり北朝鮮の人たちも、こんなに自然な表情で笑うんだ、余暇を楽しむんだ」と、そんなアタリマエのことにホッとした気分になりました。
なんといっても、同じアジア、お隣の国だし、どこか私たちと共通する感覚があるのは当然ですよね。

しかし、姜さんが数日間の滞在を経て、現地の方々と空港で別れを告げる時に、
「また会おうね」「今度は日本に来てね」と気軽に言えない現実にぶつかり、悲しい気分になったのだそう。
そうか、お隣の国なのに、「また会おうね」が言えない国。重い現実です。
私たちが、互いに自由に行き来し、交流できる日はいつ来るのでしょうか?

 

 

その後
日本国際ボランティアセンター(JVC)の寺西澄子さんにバトンタッチ。
海外ボランティアとして、北朝鮮に渡る時のプロセスや、JVCでの活動報告、そして現在の北朝鮮の様子について、質疑応答に答える形で情報を共有してくださいました。

 


会場には、70年代に北朝鮮へ行った在日二世の方、つくば在住の韓国人の方もいらしていたので、「在日二世朝鮮人が見た北朝鮮」「韓国人から見た北朝鮮」のお話もいただき、多角的な視点から北朝鮮を知り・語り合いました。
今回は、話題提供者のお二人が、事前に入念に準備してくださり、
豊富な資料と経験にもとづいて、普段私たちがなかなか知ることのできない
北朝鮮の表情を、多角的に見ることができた、貴重な場となりました。
また、参加者の方々の、世代や国籍、文化的背景にもとづいた、多様な意見を聞くことができ、とても新鮮でした。

 


講座開催にあたり、大変丁寧に場を作ってくださった 姜さん、JVCの寺西澄子さん、本当にありがとうございました。

| 講座レポート | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
あなたとわたしにとって大切なダイバーシティの話  〜「障害」はどこにあるのか?〜開催しました!

講座担当の北村です。


あなたとわたしにとって大切なダイバーシティの話 
第3回 「障害」はどこにあるのか?

 

2月12日、総勢で20人を越える方の参加で行いました。
「タイトルに興味を持って」「哲学カフェという言葉にピンと来て」
参加いただいたそうで、遠くは愛知や栃木からもお越しいただいたそうです。

 

 

はじめに山田さんからご自身のご活動と、活動をはじめたきっかけなど話題提供いただいてから、年齢も20代から80代まで、要約筆記を使われる方や車イスユーザー、白杖ユーザーの方など多様な参加者で輪になり、山田さんのファシリテートで、それぞれの体験や考えを無理なく、話したり、聞いたりしてシェアしあう場となりました。


これ!というひとつの答えがあるわけでない哲学対話。
「考えたことはそれぞれで○。また、変化もする。ので、帰ってからも考え続けるということをぜひ」

と山田さんから最後にお話ありました。

 


ご参加のみなさん、山田小百合さん、ありがとうございました!

| 講座レポート | 14:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「言葉のキセキ〜カンカクで紡ぐ物語〜」が常陽新聞に掲載されました!

こんにちは。スタッフ・とこりです。 
2月4日に開催された、ワーク・ショップ「ともに楽しむアートコモン・ラボ 言葉のキセキ〜カンカクで紡ぐ物語〜」。 
おかげさまで、30名余の方々にお集まりいただき、にぎやかに開催いたしました。

 

 

取材に来て下さった常陽新聞の鈴木記者が当日の様子を記事にしてくださいましたので、ご紹介いたしますね。


匂いと記憶で物語紡ぐ 癒やしの香り作りも体験
つくば市民大学

 

匂いなどの五感と、感覚から呼び覚まされる個々人の記憶に着目し、障害のある人もない人も共に楽しみながら、共に在る社会を紡ぎ出そうというワークショップが4日、市民の学びの場、つくば市民大学(同市東新井、市民団体「ウニベルシタスつくば」など運営)で開かれた。

 

講座「ともに楽しむアートコモン・ラボ―言葉のキセキ〜カンカクで紡ぐ物語」の中で実施された。視覚障害者や聴覚障害者も含め、市内や東京、神奈川などから30代〜70代の約30人が参加。
見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わうという五感を通して、参加者それぞれが記憶や想像力をふくらませ、一つの物語をつくるなどの体験をした。

 

視覚障害者で、美術館などで美術鑑賞のワークショップを開いている筑波大学人間系助教の半田こずえさん、美術作家で、匂いと記憶のワークショップを開いている女子美術大学非常勤講師の井上尚子さんが講師を務めた。

半田さんは、米国留学中に美術館を訪れた体験から、視覚障害者の美術鑑賞を研究するようになった経緯などを話し「一つの器官が受け持っている感覚の境は薄く、『手で見る』ことや『目で聞く』ことができる」などと語り、特に匂いという感覚について「記憶ともつながり、癒やしと関係がある感覚かなと思う」などと話した。

 

続いて井上さんの司会で、参加者が五感の中の一つの感覚だけを使って想像力をふくらませ短文をつくり、それぞれの短文をつなぎ合わせて一つの物語をつくるワークショップが行われた。

 

市内の松見公園や筑波メディカルセンターなどで癒やしの庭づくりなどに取り組んでいる、NPOつくばアーバンガーデニングが育てたローズマリーやラベンダーなど12種類のハーブを摘んで、自分だけの癒やしの香りをつくる体験なども行われた。

 

井上さんは「(日頃は見る、聞くなど)自分が優先する感覚に甘んじてしまっているが、実は全員が、障害を越えて共に楽しめる感覚を兼ね備えていることに気付いてくれれば」などと話していた。
(鈴木宏子)

常陽新聞 2017年 2月6日付1面に掲載

※この記事は常陽新聞より特別に許可を得て文章のみを転載しております

 

 

 

ご参加いただいた皆さま、楽しい時間をありがとうございました。

 

| 講座レポート | 15:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
『「衣」「食」「住」とサステナビリティ お魚大国・日本のおいしい?寿司事情』開催しました

こんにちは。つくば市民大学幹事の小池です。

1月28日に、WWFジャパン自然保護室の前川聡さんを話題提供者にお招きして、『「衣」「食」「住」とサステナビリティ お魚大国・日本のおいしい?寿司事情』を開催しました。

 

本講座はサステナビリティを考えるきっかけになれば、と企画しましたが、そもそもサステナビリティとは、日常生活であまり使われない言葉です。

そこで今回は以下を「めざすこと」として掲げ学ぶこととしました。


ー分の選択が、いろんなものに「つながっている」ことに気付いている。
日常生活で何気なく購入する時に、「つながり」を想像したいなと思えている。

 

こんな寿司が好き!と自己紹介


まず自己紹介。

ご自身の名前と参加の動機に加えて、カードに描かれた寿司ネタの中から「食べたい」ネタを3枚選び、なぜそれを選んだのか理由もあわせて発表しました。
選べる寿司ネタは高級なクロマグロ、庶民的なイカ、同じ魚種でも養殖・天然と分かれているものなど全部で14種。

 

 

「ご馳走してもらうなら、こんなのを食べたい!」
「やっぱりクロマグロは食べたいな」
「養殖よりも天然物の方が良さそうなので」
「ヒカリものが好きなのでサバを入れました」
皆さんの寿司への熱い想いを共有し、前川さんの話題提供への期待が膨らみました。

 


寿司につながる水産の事情


前川さんの話題提供、まずは日本と世界の水産物消費量・生産現場の変化について。

各種データを元に、分かりやすい言葉で進んでいきます。

例えば東京湾の干潟。産業構造により干潟の多くが埋め立てられ、海苔やあさりなど干潟に依存する水産物の生産は激減しました。これは東京湾を見ても実感できますね。
世界に目をむければ、人口増・ヘルシー思考などの影響で水産物の消費量は年々右肩上がり。

その需要増は養殖の生産増が支えていて、現在、水産消費量の4割を占めている養殖物が2050年には半数を超えるという予測もあるとか。

水産物は「獲る」から「育てる」産業へと変化しているようです。

 

さらに話が進むと、参加者の表情も変わってきました。
はえ縄、底引きなど、さまざまな漁獲法の説明の中で、大きく広げた網に水鳥やウミガメなどの野生生物がかかって年間何十万もの命が奪われたり、海底が荒らされたショキングな写真。

養殖においても、マグロ1kgを育てるには15kgの魚が必要との数字。

「見えない海の中でそんなことが」「それだけの魚を使って育てるべきなのか…」
水産現場が環境に与える影響に、ため息をついたのは1人ではないようでした。

ここで「食べたい!」を基準に講座のはじめに選んだ寿司ネタが、環境負荷的な側面からどう評価されるか?

数値で表し、一人ひとりにお返ししました。
「クロマグロ、やっぱり負荷が大きいのねぇ」などなど、好きな寿司ネタへの印象が変わり、ちょっと複雑な思いのようです。

 

ただ、心苦しい話ばかりではありません。最後はWWFの取り組みをはじめ、漁業の現状を改善しようという動きや、購入の参考になる認証制度について事例を紹介。前向きな話で前川さんの話題提供は終了しました。

 

たっぷり1時間の話題提供の後はちょっとブレイク。
お茶をしながら、地元・つくばのスーパーにも並んでいるという「持続可能な方法で取れた」という認証マーク付きの水産品を手に取ってみました。

 


みんなで見つける「自分でできること」


休憩のあとは3つのグループに分かれてグループトーク。
テーマは「明日から自分でできること」。

ここでのポイントは主語を「自分」とすること

誰かにしてもらうのではなく、あくまで自分ができることを考えていきます。

 



「ちゃんとした寿司屋さんなら、海の事も大切に考えているだろうから、そういうお店を利用していきたい。その分、安いお寿司を安易に食べるのは我慢かなぁ」
「こんな現状なんだと、周りに話したい」
「お魚売り場の人にどんどん質問したい」
「カロリー表記のように、エコレベルを計算できるソフトがあったらいいな」

 

おいしいお寿司を食べるために

 

最後にもう一度「食べたい」寿司ネタを3つ選び、

「はじめとはネタを変えた?どんな基準で選んだ?」

を講座の感想とあわせて発表。

「好きなブリは欠かせないけど、環境負荷の少ない天然ものにします」
「2番目に好きなネタは資源が少ないそうなので、やめて4番くらいだったイカにしました」

前川さんのお話や対話の中で考えたことを元に、違うネタを選んだ方がほとんどでした。

自分の選択が水産現場と「つながっている」と気付いた結果、まさに本講座の「めざすこと」を達成したということなのでしょう!

 

お寿司につながる水産現場の問題は、すぐに解決するのは難しいものです。

でもひとり一人が寿司の背景を知ることで選ぶものが少しずつ変わり、その積み重ねが大きな声となり、問題解決へのエールになるのかもしれない。

そう願って本講座を企画しましたが、今回、参加者の皆さんがグループトークで熱心に考えたり2度目に違う寿司ネタを選んだ姿をみて、「エールになるはず!」と思えるようになりました。

 


 

参加者のみなさん、ありがとうございました。

| - | 15:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
パンダマークでお馴染みのWWFさんが話題提供してくださいます。1/28サステナビリティ講座

皆さん、パンダマークでお馴染みのWWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)さんはご存知でしょうか?
1月28日(土)14時〜16時半 開催の講座

「衣」「食」「住」とサステナビリティお魚大国・日本のおいしい?寿司事情

では、話題提供者としてWWFジャパン自然保護室の前川聡さんがいらしてくださいます。


お寿司が大好きな日本人が多い中、海外からの旅行者からも大人気の「お寿司」。

スーパーやコンビニでも気軽に購入できる身近な食べものとなりました。

しかし、クロマグロは資源の枯渇が報じられ、サーモンの多くは輸入品、ハマチやブリは養殖ものを目にすることが多くなりました。
世界から見ても珍しい、海に囲まれた日本という国、「お魚大国・日本」ですが、状況が変わってきているようです。

水産の現場はどうなっていて、今後未来の食事情はどうなっていくのか?

WWFジャパン・前川さんのお話と一緒に考え、私たちが実践できるヒントを見つけましょう。

 


以下の写真は、今月見かけた満月です。あまりにも綺麗だったので携帯でパチリ。

 

 

皆さまに良きことがありますように☆

| スタッフのつぶやき | 16:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017年もよろしくお願いいたします。

2017年、つくば市民大学は開校8周年を迎えます。

 

今年も変わらず、みなさまとのつながりを大切に、誠実に着実に、「学びあいの場」をつくっていきます。

 

新講座も順次スタートいたします。→詳細はこちら

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

| スタッフのつぶやき | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |