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『つくば市民大学』運営の一翼を担う市民組織「ウニベルシタスつくば」の公式blogです。
マッツ突撃インタビュー!10月4日(火)開催メソドロジー学群主催講座「市民活動をパワーアップさせる調査・分析術
マッツ

こんにちは。マッツ博士じゃ。今日は10月4日(火)13時から新しく始まるメソドロジー学群主催講座。
「市民活動をパワーアップさせる調査・分析術 アンケート採るなら/採ったら、もう一工夫」のナビゲーターである、赤松さんに突撃インタビューじゃ。


マッツ)赤松さん、今日はお忙しいところご足労くださり感謝でござる。早速、質問じゃが、調査・分析術があると、なぜ市民活動がパワーアップするのかな。

赤松さん)市民活動をされている方たちが、「これは課題だな」と何となく思っていることの実態を知り、それを解決するための、説得力のある活動を作っていくことができるからですよ。

マッツ)ふむふむ。それでは、この講座の魅力はずばり!何じゃろう?

赤松さん)課題意識を持って、ご自分の意志で行なわれている市民活動。でも、人手・時間・お金がないことが多いもの。そのため、課題を把握して活動したい、と思っていたけど、余裕がなかったという方、この講座を利用すれば、調べてみたいことを調べることができます。

マッツ)そうなんじゃ〜良き機会じゃのう。それじゃ、講座に参加して欲しい人は、どんな人たちかのう?

赤松さん)市民活動に行き詰まりを感じている方、調査はしたことがないけど、どんなものなのか知りたい、という方もどうぞ。調査にはいろいろな方法があります。

マッツ)そのような方々に参加して欲しいのじゃな。皆、遠慮せず参加してくだされ。
そうじゃ、タイトルに「アンケート採るなら/採ったら、もう一工夫」とあるのじゃが、アンケートは活かされてないのかのう。

赤松さん)よくあるアンケートですが、アンケートは質問紙法と言って、実は調査の中でも難易度が高い手法です。
難しさの理由はアンケートの目的にあった質問の項目立てが難しいのと、適切なサンプリングをすることが難しいこと、統計的に分析するにも知識が必要です。それを知らずに、漠然とアンケートを採っていても、信頼性のある調査になっていないので、活かすこともできません。

マッツ)ふーむ。眼から鱗じゃ。さて、つくば市民大学はナビゲーターと参加者が共に講座の中で、新しい気づきや新しい知恵を生み出す場となっているのじゃが、赤松さんご自身は、この講座を開くことで何か得たいものはあるかのう?

赤松さん)調査分析から活動を組み立てて行きたいという志のある方々と出会い、そのおもいを分かち合い、共に学べることを期待しています。
逆にこちらからは演習で体験的に学べる内容を考えているので、役立てていただけるといいな、と思っています。

マッツ)ワシも願うぞよ。それでは最後に、一言、このブログを読んでくださっておる皆さんへ向けてのメッセージをくだされ。初めてのマッツ突撃インタビュー。受けてくださり感謝いたす。

赤松さん)平日の日中の講座でご参加が難しいNPOの方も多いでしょう。出張でお越しいただいて、「実態把握」のための手法のあれこれをお持ち帰りいただければ、と思います。
説得力は、アンケートで数が多いということだけから生まれるわけではないのです。

マッツ)マッツ博士の突撃インタビュー! また来るぞよ。また、読んでくだされ。

| マッツ突撃インタビュー | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
おいしく、楽しく、なつかしい一日 〜昭和の家事上映会&おはぎワークショップ〜
スタッフとこりです。

昨年12月からスタートしたシリーズ企画温故知新・昭和の家事 記録映画「昭和の家事」鑑賞&対話とプチ体験
最初はこぢんまりと始まったこの企画ですが、回を重ねるごとに人気がたかまり、9月11日に開催された第三回目には、20名近くの参加者が集まり、大盛況でした。

「記録映画・昭和の家事」は、明治生まれのベテラン主婦・小泉スズさんによる、縫い物や料理、洗濯、季節の行事の支度…という、ちょっと昔は、どこの家庭でも営まれていた「家しごと」を13のテーマに分けて記録したものです。
今回の上映テーマは「おはぎを作る」。
鑑賞後のプチ体験は、「昔ながらのやり方でおはぎを作る」に挑戦しました。

今回の会場は、つくば市中央公園内にあるさくら民家園
まんが日本昔ばなしの世界から抜け出してきたような、どっしりと美しい古民家です。
「温故知新」なワークショップの場所としては最適ですね。



古民家の薄暗い土間を即席の上映会場にしました。
壁にスクリーンがわりの布団シーツ(笑)を貼り付けて、スピーカーをセットして準備完了。



参加者同士の自己紹介のあと、さあ、上映!
……のその前に、まずはお庭に移動します。
移動式のかまどを薪をくべて、大きな羽釜でおはぎ用のお米を炊くのです。
薪でご飯を炊くのは初めて、羽釜を使うのも初めてという参加者がほとんど。
さあ、「点火の儀」です。



かまどの形状や三升炊きの大きな羽釜に、みんな興味しんしん。
よく燃える松葉を着火剤のかわりにして、いざ点火。



ご飯が炊ける間に上映スタートです。
ベテラン主婦・小泉スズさんが、あんこを練ったり、おはぎをまるめたりするときの無駄のない動きや、使い込まれた台所道具、手間ひまかけた丁寧な仕事ぶりが描かれています。



「おばあちゃんを思い出すなあ」
「うちの母も、こういうことやっていたわ」
「こしあんを作るのって、こんなに大変なの!」
などの声が聞かれました。

上映が終わる頃、お庭のご飯も炊きあがりました。
みんなそろって羽釜の木蓋を開けて、「開封の儀」です。



大成功! とっても上手に炊けました。つやつやに光って一粒一粒がピンと立ったお米に、
「すごーい! おいしそう!!」
「いい香り!」
「カニ穴があいてる!」
と歓声があがります。

炊き上がったお米をあらく潰して、丸めて、前の日に練っておいたつぶあんで包みます。
5,6人のグループに分かれての協働作業。
初対面どうしでも、一つの仕事をみんなで手分けしてやることで、連帯感が生まれ、ぐっと親密度が高まります。
作業中は、賑やかな笑い声がたえません。







つぶあん、きなこ、ごま。
三種類のおはぎが出来上がりました。わーい!おいしそう!!



薪で炊いたご飯に、自分たちで丸めたおはぎ。長い歴史を持つ古民家で、みんなで食べる。
最高においしいシチュエーションです。





最後の感想シェアタイムでは、
「手作業をとおしての人と人のふれあいを実感しました」
「小さい頃、お彼岸になると必ずおはぎをつくってくれた祖母を思い出しました」
「私もおはぎを作って、子どもや孫に継承していきたいと思いました」
「現代の生活では、なかなかこんなふうに手間ひまかけた家事をする余裕はないけれど、自分の生活を振り返って、たまには、こんなふうに丁寧に暮らしにむきあうことも大切だなとおもいました」

などの感想をいただきました。

この日はつくば在住の外国人の方も2名参加してくれました。
ジャパニーズ・トラディショナル・スウィーツ、ジャパニーズ・トラディショナル・ライフスタイル、
いかがでしたでしょうか?

手作業を通して知る、人と人とのふれあい、暮らしとの向き合い方。
現代を生きているわたしたちが知らない間に置き忘れてきたものを思い出させてくれた、
甘くて、楽しくて、なつかしいひとときでした。



次回は11月12日開催です。上映テーマは「お正月のしたく」、プチ体験は「ほうきづくり」です。
お楽しみに♪
| 講座レポート | 17:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
本当の安心とは?常総市の水害による災害から1年たって思うこと
こんにちは皆さん。今日はスタッフのつぶやきです。

最近、老人ホーム勤務の友と再会した時に話題になったこと。おじいちゃん、おばあちゃんたちの笑顔から元気をもらっていること、そして突然の災害時に必要な本当の安心ってなんだろうね。でした。

つくば市民大学では、定期的に【みんなで防災@つくば】と題して、様々な角度から防災について考える講座を開催してきました。昨年、2015年11月には、助かる力=助ける力×助けられる力という講座を開催。NPO法人活きるさんのお話をうかがう機会もありました。詳細はブログをご参照ください。→ みんなで防災@つくば(2015年11月)

そうです!! 活きるさんからおススメがあった、【障害者のための防災訓練】も間もなく開催です。当日の飛び込みも大丈夫ですので、ぜひご参加ください。障害者のための防災訓練 2016年9月24日(土)1時30分〜4時 取手市福祉交流センター(市役所敷地内)→チラシ活きるさんFacebook

常総市の水害による災害からも、1年経ちましたね。常総に住む友人達からのその後の話はそれぞれで、辛いから思い出したくないという方、引っ越してしまった方、水害の上、交通事故、病気と重なったけれど家族で団結して頑張っている方と様々。

冒頭で書いた、老人ホーム勤務の友との話に戻りますが、「災害時に必要な本当の安心ってなんだろうね。」この問いに、本当の答えは出ませんでしたが、やはり頼れる仲間たちがいることかな。に落ち着きました。

日頃からの防災の備えも大切ですが、日頃から、身近な大切な人たちや地域の方々との良き交流も大切ですね。









| スタッフのつぶやき | 14:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
みんな「変わり者」だから面白い!〜落語をとおして、「違い」を楽しむワークショップ〜
9月3日、走る落語家・三遊亭楽松さんをお招きして開催したワークショップ
「変わり者」天国? 〜落語の中のダイバーシティ〜、無事終了いたしました。

当日は、つくば市内外から約30名が集まり、ベテランの落語家さんの円熟の芸をたっぷり楽しみ、語り合いました。


縁起物の「大入」の文字。手書きです。

なにせ、市民大学で落語を演じてもらうのは初めての試み。
落語に必要なものってなんだろう、毛氈をひいた高座と、座布団と、あと「めくり」も!
落語会に必要な道具一式をレンタルしてくれるサービスもあることはあるのですが、自分たちでできることはなるべく自分たちでやっちゃおう! と、DIYで高座設営に挑戦してみました。
 
オフィスの事務机を2つ並べて赤い布を巻きつけて高座に。
めくり台は、いつも「サロン・ド・ボヤキ」で使っている看板で代用。
「三遊亭楽松」の寄席文字は、幹事の赤松さんが頑張って書いてくれました。


どうです、なかなか立派な高座になったでしょう?
 
設営には、筑波学院大学OCP(オフキャンパスプログラム)に参加している学生さん7名がヘルプに来てくれて大活躍。
できあがった高座に座ってみて、強度チェック。
先代の林家三平の、「どーもすみません」のポーズ?


 
いよいよ当日。
走る落語家として有名な楽松師匠、広島・長崎のピースラン423辧福)を走破され、真っ黒に日焼けしたお姿で、古典落語「一眼国」を演じていただきました。



「一眼国」は、見世物小屋の主人が、目が一つしかない「一つ目」の女の子がいるという話を聞きつけ、これは売り物になるぞ! と一つ目の国にでかけていって、女の子を生け捕りにしようとするものの、一つ目の国の住人に捕らえられ、逆に「二つ目」として見世物になってしまうという物語。
数の多寡によって、マイノリティとマジョリティがくるっと入れ替わってしまうという、意表をついた結末です。
 
この噺、もちろん笑いどころもたっぷりあるのですが、見世物小屋の主人が一つ目の国に迷い込む場面などは、けっこうミステリアス。
楽松師匠のくるくる変わる表情や声音で、場面の転換や人物の動きがいきいきと伝わり、笑ったり、固唾を呑んだり、すーっと背筋が寒くなったり、最後はううむと考え込む…。
まるで一本の映画を見ているようでした。

演じ終わったばかりの楽松師匠に、「落語の中の『変わり者』」についてインタビューします。
「落語の中には『変わり者』なんていないんですよ。なぜなら、登場人物全員が『変わり者』なんですから」
「そんな『変わり者』の世界と『ふつう(?)』の世界に結界(境界)を作るのが、この扇子。
落語を始める前に、客と演者の間に扇子を置くことで、『ここから先は別世界、なにがあってもおかしくないよ、あしからず』っていう意味なんです」
という師匠の言葉に、みなさん、ほほーーっと感心しきり。



インタビューのあとは、4,5名のグループに分かれて
「自分って『ふつう』と違うなあと思ったことはありますか?」
「自分ではふつうだと思っていたのに、実は違った!という経験がありますか?」
というテーマで、グループトークをしました。



小学生から五十代、視覚障害者やベトナムからの留学生、スーダン出身の男性、小学生から50代までのバラエティ豊かな参加者が集まっていたこともあり、いろんなエピソードを聞くことができました。

外国人として日本を眺めたときの「ふつう」
視覚障害者としての「ふつう」
晴眼者としての「ふつう」
男性としての「ふつう」
女性としての「ふつう」



対話を重ねるうちに
「ふつう」とか「変わっている」の基準って、立場や人によって全然違うのだということに気づき、
そもそも「ふつう」ってなんだろう?
……と、あたりまえに使っていた「ふつう」という言葉自体を問い直す場となりました。
 
この日は、3名の視覚障害者の方が参加。
筑波学院大学の学生たちに、駅から会場までのガイドや、飲食のフォロー、学生証申請用紙の代筆などをおねがいしたのですが、障害のある人と行動をともにしたのが初めてという学生が多く、適切なガイド・フォローについてもいろいろと勉強になったようです。
 
なんといっても、ベテランの落語家さんの芸を、至近距離で鑑賞できる機会というのはつくばではめったにないこと。
落語好きの方も落語ビギナーの方も、座布団一枚、扇子一本で、いきいきと繰り広げられる落語ワールドを堪能でき、みなさんとても満足そうでした。

「あまりにも楽しかったので、あのワークショップのあと、東京の寄席にも行ったんですよ。落語にハマりそう」
といううれしいメールもいただきました。



そして、落語をきっかけに参加者同士で語りあうことで、「ともに」あること、「あたりまえ」を問い直し、「ふつう」も「変わり者」もない、「多様な社会」を考える場になったのではないかと思います。

すばらしい芸と話題を提供していただいた、三遊亭楽松師匠、ほんとうにありがとうございました。



 
| 講座レポート | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
『子どもを見る〜支援の手立てを考えよう〜』開催しました
こんにちは。市民大学幹事の赤松です。
先日、リヴォルヴ学校教育研究所の小野村哲(さとし)さんと北村直子さんをゲストにお招きし、市民大学で「子どもを見る」という講座を開催しました。
今日はそのご報告です。

小野村さんたちと市民大学は、昨年度までの2年間、いばらき子ども大学県南キャンパスという、小学校高学年向けの体験的な学びの場づくりで、ご一緒していました。
学校にうまくなじめない子のもう一つの学び・育ちの場「ライズ学園」を運営され、また教育セミナー、被災地支援などにも積極的に取り組まれ、子どもたちと共にあるリヴォルヴのスタッフの皆さんとの2年間、丁寧な取り組みとは何かを学びました。小野村さんの車に同乗する度にうかがうお話には、お子さんたちを愛しむお気持ちがいつもあふれています。

さて、今年度、市民大学は年度初めから年間講座計画を立て、体系的な学びを提案するという初の試みにチャレンジ。
その中で、ぜひ、リヴォルヴさんが子どもの支援のプロとして培ってこられたことを市民大学の場で、参加者の方々と共に学びたいと思い、ご来校をお願いし、講座を一緒に企画していただきました。


■ 第1回「見る」ということを考える
2016年8月20日(土)13:30〜16:00

概要
子どもを見て考え、支援し、また見て考えを繰り返すための「アセスメント」の手順とは何かを学び、実際に困りごとの事例を想定して、「何が問題か」「なぜ問題か」「何をすれば良いか」を参加者同士で対話し、考えました。

長く支援に携わっていると、過去の経験からわかったつもりになって、子どもをよく見ることを怠ってしまいがち。この講座では、おきまりの正解がない中、What?とWhy?を繰り返しながら、支援の手立てを模索し、子どもに寄り添い続けようという気持ちが培われることを目指します。

第1回の参加者は学校の支援員・講師、保育士、子どもの支援を始めたいとのおもいを持つシニアの方、子育て中のお母さんたちなど8名の方々でした。
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| 講座レポート | 07:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
つくば市民大学が「36人の村」になりました。
7月31日、中央ろうきんさんとつくば市民大学とのコラボレーション企画、
夏休み親子講座「やってみよう!『世界がもし100人の村だったら』」が開催されました。

2001年以降、メールメッセージで世界中に広まった「世界がもし100人の村だったら」をテーマに、実際に身体を使いがら世界の格差や多様性を体感するゲームと、その後の感想の共有で、友だちどうし、親子どうしで「世界」について語り合うワークショップです。

今回参加したのは14組36名の親子。
幼稚園生から小学校高学年までのこどもたちと、その保護者の方々が集まりました。


 
どちらかと言うとオトナ向けの講座が多いつくば市民大学に、こんなに大勢の子供達が集まることは珍しいことなんです。
夏休み中の子どもたちは元気いっぱい!
「最強」モードにしていたエアコンがなかなか効きませんでした。
熱いぜ!つくばキッズ!
 
今回は小学校高学年の親子向きということで募集をかけていましたが、夏休み中ということもあってか、予想以上に参加希望者が多く、上は小6、下は幼稚園生までの子どもたちが集まりました。
 
最初のワークショップでは、参加者一人ひとりが「役割カード」で村人としての役目を与えられ、現在70億人が住む世界を、市民大学に集まった36人に圧縮した「36人の村」の住人となって様々なゲームを行います。


いろんな国・地域の、いろんな表情の子どもたちの写真を見て、「面白そう!」と選ぶと、その裏に「役割カード」が入っています。

「役割カード」には、住んでいる地域・あいさつの言葉・使っている言語などの役割が書いてあります。
「アジアに住んでいて、ニーハオと挨拶して、中国語で生活をしている」「北米に住んでいて、ハローと挨拶して、英語で生活をしている」というふうに。



ロープでおおまかに5大陸を作り、自分の住む地域に移動してみると、アジア地域に集中しているのが一目瞭然。
「ここ、せまい〜!」「暑い〜!」 と笑い声が起きました。



また、同じ国に暮らしていても同じ言葉が使われているわけではなく、例えば日本で使われている言葉だって標準語だけではなく、8種類もの言葉があるんだよ、と説明を受けると「そうなんだ!」と驚きの声が上がっていました。

さらに地域ごとの富の格差を実感するために、限られた数のビスケットをみんなで分配するアクティビティが行われました。
参加者がランダムに引いたABCDのカードは、Aから順番に「持っているグループ」→「持っていないグループ」となります。
一番持っているグループに分配されたビスケットは24枚。
そして、一番持っていないグループのビスケットは、なんと1枚の半分! 
この半分のビスケットをグループ全員で分けなければならないのです。


一番「持っているグループ」です。一人一人が、十分な数のビスケットをもらえました。

「持っていないグループ」にいた小さな男の子は、自分のグループに配られたビスケットがあまりにも少なく、そして持っているグループの子どもたちが楽しそうにたくさんのビスケットを食べている姿を見て、「なんでなんで?」と泣き出してしまいました。



泣いている姿を見た「持っているグループ」の子どもたちが、慌ててビスケットを分けてあげる、という一幕も。

たかがビスケット、されどビスケット。
でも、これが世界の縮図なんですよね。

なんでこんなに差があるの? 不公平じゃない? この差をなくすにはどうしたらいいのかな?
そんな疑問や問題意識を強烈に印象付けられるワークでした。

最後は、あの有名な文章「世界がもし100人の村だったらの朗読で締めくくりました。



字面で追うだけではピンとこなかったかもしれませんが、今回、自分が実際に「村人」になってみたあとにこの文章を読むと、その重みがいっそうましてくるに違いありません。

ランダムに与えられた役割で、マジョリティになったり、マイノリティになったりする体験を通して、世界にはいろんな地域があり、いろいろな人達が住んでいて、それぞれに独自の文化や言葉があることを知り、地域ごとに大きな格差があることを、身体と頭を動かしながら学んだ、あっという間の2時間。

ワークの間じゅう、私はスタッフとして参加者のスナップ撮影をしていたのですが、子どもたち以上に保護者の方々の真剣な表情が印象的でした。




不均等に分けられたビスケット。
いろんな言語で表現された「こんにちは」。
スカスカだったり、混み混みだったりした、5つの大陸。
互いの違いをお互いに理解しあい、公平に、幸せに、「ともに」暮らしていくためにはどうすればいいのか。

この日参加した親子の、今夜の夕ご飯の食卓では、どんな話題が出るんだろう?
…としみじみ感じた一日でした。
 
この日のワークショップを担当していただいた、開発教育協会(DEAR)の八木亜紀子さん、楽しく充実した時間をありがとうございました!

| 講座レポート | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |